時の話題 「マチづくり」
雪が降り積もり寒くなると人は建物の中に入るようになり、その 建物を立派にするのが為政者たる政治家の責務の感がある。稚内市も築50年余年たった市役所庁舎を旧年中までに移転改築し、市長は市民に対し「新庁舎で寛いでください」と呼びかける。しかし一般市民にしてみれば市役所は敷居が高く寛ぐことなど出来るものではない。
市役所一筋に生きてきた市長らしいスタンスで間違ってはいないが正解ではない。市民は何処か気兼ねなく憩える場所を求めており市長と市民の乖離は小さくない。
冒頭申し上げたよう冬期間は外に出るにしても屋内で過ごすものだが、暖かくなるとウォーキングする人も増えスポーツも勿論多くなる。ウォーキングとて数㌔歩く中でひと休みするベンチや東屋が必要になるが、本市での絶対数は少ない。何とか公園は数カ所あるがそんなお金をかけたものでなく一休みするベンチがあればいい。
しかし、ふんどし街なので相当数必要で、車走行する道路を中心にマチづくりを進めてきたのでベンチを設けるのも容易でない。
経済発展・効率化を考えただけの施策に誤りがあったということになるのか。
浜森辰雄市政時代のような発展は望みようがなく、減ったとはいえ名寄や留萌、紋別より多い市民がいるわけだから、どこかの政党の衆院選スローガンではないが「市民ファースト」の街づくりを進めねばなかろう。ベンチだけの話ではない。
稚内の隅々まで知り抜いた市長に転換期の市政、市民目線のマチづくりをお願いする。


