冬の周遊バス運行始める 観光協会 旅行者向けの二次交通対策

稚内観光協会による「冬のわっかない観光周遊バス」が21日午後から運行され、利用した旅行者らが宗谷岬、旧瀬戸邸などに立ち寄り、稚内ならではの冬を体感した。
冬の二次交通対策として、昨冬より10日ほど早く運行を始めた周遊バスは駅前バスターミナルを午後1時出発し稚内空港を経由し21日〜31日と3月1日〜6日までは宗谷岬や旧瀬戸邸、ノシャップなどをコースに運行され2月一カ月間は宗谷岬宗谷ふれあい公園スノーランド(雪上車)などを体験する移動ルートとなっている。
吹雪模様だった21日初便には旅行者ら9人が乗車。風速20メートル以上の強風が吹いた宗谷岬で稚内ならではの吹雪を体験し、旧瀬戸では常勤スタッフから底引き網漁全盛時などの説明を受け、稚内の漁業の歴史に触れた。
埼玉県から訪れたという家族3人の父親は「冬の最北端の旅は感動ものでした。子どもは宗谷岬の強い風を怖がっていましたが、稚内ならではの体験で楽しかった」と喜んでいた。
バスに乗車した旅行者の多くがSNSなどネットからの情報で利用。9人のうち4人が台湾などアジア圏からの外国人旅行者だった。
協会の担当者は「初便としては先ず先ずの利用。冬観光を目当てにインバウンド(外国人観光客)が稚内に入ってきており、しっかり宣伝して利用増加に繋げていきたい」としている。


