時の話題 「三英傑の言葉」

 NHKの大河ドラマがまたぞろ戦国時代の物語「豊臣兄弟」で個人的に食傷気味だが日曜8時にはテレビ桟敷に陣取っている。
 今回は秀吉を脇にし弟秀長が主人公になり秀吉を支え天下統一に貢献した人物なのだがこれまで役割は評価されるも目立たない人であった。50歳で亡くなっており彼が長生きしたなら豊臣の天下は続いていたのでは―と評する歴史家がいるほどで、ドラマがこの先どう展開するのか興味が尽きない。
 戦国時代と言えば織田信長、豊臣秀吉、徳川家康三傑の天下取りに目が注がれるが、武田信玄、上杉謙信、伊達政宗、真田信繁(幸村)、明智三秀らが闊歩する群雄活拠の時代で、徳川幕府260年の世の中を形づくった徳川家康に話が及んでしまう。
 「人の一生は重き荷を負いて遠く道がゆくがごとし。かならず急ぐべからず」が人生訓であり、生きる上での教訓となって伝えられている。
 幼い頃に当時の大守護今川家の人質となり信長が本能寺の変で死んだ時も命からがら大阪から和歌山の山を抜け相模に戻り、秀吉亡き後には豊臣政権の大老となり関ヶ原の戦いに勝ち焦ることなく息子秀頼を追い詰め天下を握った。
 三英傑の性格を表す鳴かないホトトギスの処し方が有名だ。信長は「殺してしまえ」、秀吉は「鳴かせてみせよう」、家康は「鳴くまで待とう」。それぞれの性格を表現しており、家康の鳴くまで待とう」は生きる上での指針となり語り継がれている。
 「殺してしまえ」では天下取りは難しい。