時の話題 「成功と失敗」
旧ろう30日をもって筆休みした小欄だが、きょうから再始動することに。読者の皆さんには300日ほどお付き合いいただく。
丙午(ひのえうま)の今年は「五行説」によって火災が多い年とされ、この年生まれの女性は夫を殺すという迷信がある。ウマ年は12年に一度だが、ひのえは60年に一度めぐって来るので滅多にない年を我々は体現するわけであり、災厄は多いだろうが果敢に臨んでいかなければなかろう。
新年の稚内はここまで吹雪もなく穏やかな日々が続いているものの、日本のてっぺんである、何時、豹変するか分からない。気象だけでなく人の営み事に関わる全てでその可能性はある。
人の一生は長いようで短く正に光陰の矢のごとしである。その矢のような速さの中で成功する人、失敗する人さまざまな人生模様がある。成功したと言っても永遠に続くことはなく精々10年がいいところか。逆説的に言い換えれば失敗も10年と言いたいところだが、この失敗は引きずることが多く、たまに糧にし成功することもあるもので、人間万事、塞翁が馬で吉凶は予測できない。だから人生が面白いのであろう。
しかし現実を生きている者にすれば成功すれば嬉々となり失敗すれば落胆するものであり「おもしろい」などと軽率な言葉は慎まなければならない。誰もが一生懸命に生きているのだから。
小紙は今年、創刊76周年を迎えた。地元企業の景気が良い時には左うちわだったが、今は何とも厳しい。新しい人材も入ったので巻き返しを期している。

