帰省客で大混雑 交通機関 孫ら家族との再会喜ぶ

 年末年始を故郷で過ごす帰省客らの移動が28日以降、各交通機関で本格化し稚内空港では帰省客を出迎える人たちが集まり、再会を喜ぶ声が響いていた。
 稚内空港ターミナルの到着口にはお土産や旅行バッグを手にした帰省客らが出迎えに来た家族との久しぶりの再会を喜ぶ姿が見られた。弟を迎えに来たという40代男性は「正月休みは親戚が集まるので楽しみだ」、家族を迎えに来た70代男性は「東京にいる孫と会うのは1年ぶり。孫の遊び相手は疲れるが楽しみ」と喜んでいた。  
 全日空(ANA)によると、28日以降は下り便の東京便が150人以上とほぼ満席状態が続いている。
 ハートランドフェリーの29日と30日の早朝の便で礼文、利尻に向かった人は180人余り。札幌からの都市間バスは28日からダイヤによって満席。JRは札幌からの特急が混雑している。
 戻りのピークは3日以降になるという。