姉2人に続き介護員に ミダさん ら・ぷらーさに就職

老人保健施設ら・ぷらーさに介護の外国人スタッフとしてとしてインドネシア人女性のシティ・ヌルハミダ・チャヤテイさん(19)=呼び名・ミダさん=が加わった。特定技能実習制度で5年間勤務予定し「故郷にいるお母さんの介護ができるよう日本に来ました。一生懸命頑張ります」と抱負を述べた。
一つ年上の双子の姉ヤナさん(20)とヤニさん(20)が介護員として昨秋から、ら・ぷらーさで働いている関係から稚内で働くことになったミダさんは、今月15日に日本へ入国。札幌で1週間ほどの研修を終えて25日に稚内入りし、27日から介護員として働いている。
26日に行われた入職歓迎式で利用者50人以上を前に工藤悦子療養長が「去年10月からお姉さんの2人を迎え、ミダさんが稚内に来ることを待ってました。慣れない環境で大変だと思いますが、楽しく働いてもらいたい」などと挨拶し、姉2人の横でミダさんは「介護はいつかお姉さんやお母さんに必要になることで、介護を学ぶため一生懸命頑張ります」と述べた。
利用者全員が「ふるさと」の歌で歓迎後、ミダさんは稚内の気候に「今の時期のインドネシアの気温は25度あり、稚内は寒い」と本紙の取材に答えていた。
松田孝太郎事務課長は「去年から働いているお姉さん2人は一生懸命に仕事しております。ミダさんも仕事や稚内での生活を楽しんでくれればと思っています」と期待していた。


