一年納めのすす払い 北門神社 山本宮司ら神職3人

 北門神社で27日、年の瀬恒例のすす払いがあり、一年間の汚れを落とし新年を迎える準備を整えた。
 午前8時半過ぎから山本泰照宮司ら神職3人が先に熊笹が付いた2〜3㍍の長さがある竹を手に、本殿内や建物外側の天井、神具、壁などのほこりを払い落とし床などの雑巾掛けをした。
 山本宮司(72)は今年一年について「ロシアとウクライナの戦争が終わらなく、この地域にとってロシアとの関係は大切であり、早く終息して昔通りに戻る事を願うばかりです」などと振り返り、午年となる来年について「この地域は大きな災害は無いことは有り難い事です。ただ人が減ってきている事が寂しい事であり、昔みたいに人が集まって賑やかな地域、年になる事を願っています」と話していた。
 31日午後3時から大祓式、除夜祭のあと1日午前0時から初詣を受け付ける。例年、正月三が日は1万人前後の参拝者がいる。