ベビーシッター開業 相馬さん 子育てをサポート

 保育士の免許を持つ主婦・相馬暁子さん(42)が子育てサポートベビーシッター「フルーツリー」=富岡3=を開業した。12歳以下までの子どもを預かり「お子さま一人ひとりに寄り添い、パパママの笑顔を応援したい」と語った。
 稚高出身で道内の大学を卒業後、港保育所で勤務あと19年間務めた市内の保育所を退所し、専業主婦に戻るも「子どもが大好き。子どもの成長に関わる保育士という仕事にやり甲斐あり、働くお父さん、お母さんの力になりたい」として今年10月からベビーシッター業を始めた。 
 ベビーシッターは依頼者の自宅に出向き、長い保育士での経験を活かした相馬さんが0歳〜12歳までの子どもの面倒を見る。開業して3カ月近くが経ち、市内はじめ宗谷など近隣町村に出向き、子どものお世話や遊び相手、寝かしつけなどを行っている。
 自分の子どもの名前に果物の漢字の名を付け、屋号にした「フルーツリー」は自分の子どものように、依頼者の子どもも可愛いがりお世話をしたという思いを込められており相馬さんは「経験を活かして何か役にたてることがしたい。子ども達と関わりたいと思いベビーシッターとして活動をスタートし、子育てで頑張るパパママの助けになれたら嬉しいです」と本紙の取材に答えていた。
 平日午前9時〜午後5時まで営業(ほかの曜日は相談)。感染症(インフル、新型コロナなど)以外の風邪など病児保育にも対応している。依頼はラインから受け付けている。