密輸防止で監視の目 稚内税関支署検問 末広埠頭でロシア貨物船に

稚内税関支署は年末特別警戒初日の10日、末広埠頭に入港したロシア籍の貨物船乗組員らの検問を行った。
19日まで展開している歳末特別警戒期間に合わせ不正薬物、テロ関連物資の密輸防止の取り締まりの一環として税関、稚内署、稚内海保合同で行った。
10日、入港したロシア船籍のイーストフィッシュ―1(190㌧)の乗組員12人に対しゲートを出てからの行き先や一時上陸許可証を所持しているかを聴き取りし、買い物帰りには荷物検査などを行った。
稚内税関支署の職員は「年末に向け人や物の動きが活発になり大麻など不正薬物の密輸入が懸念される。関係機関と連携し、外国船籍の貨物取り締まりを強化していきたい」などと話していた。


