しかりん誕生し1年 VGキャラクター 稚内の情報発信などで活躍

稚内市民観光ボランティアガイド(VG)が、市内の至る所に出没するエゾシカをモチーフに作った公式マスコット「しかりん」がデビューしてから1年を迎えた。会員は「しかりんと一緒に稚内など宗谷の素晴らしさを伝えていきたい」と意気込んでいる。
しかりんは昨年4月に入会した斉藤恵子さんが稚内にいるシカの妖精という設定でキャラクターを作製。ボランティアガイドユニホームの黄色のジャンパーと緑の帽子を着せた愛嬌ある表情になるよう工夫して作り、昨年10月に誕生して以降、インスタグラムなどSNSでキャラクターと一緒に観光地の情報などを発信している。
夏場のガイド活動の際は、ぬいぐるみのしかりんも観光案内などに同行させ、旅行者らに稚内の魅力を伝えた。イベントなどの時は、観光客らに記念品として、しかりんの絵が描かれたシールやクリアファイルをプレゼントしたという斉藤さんは「SNSの情報で見た人から、しかりんに教えてもらった所に行ったら凄く良かったよ―などと声をかけて頂き嬉しかった」などと今季の活動を振り返った。
今後の活動に「しかりんには、稚内を訪れる観光客の皆さんが、稚内をもっともっと好きになってもらえるように活躍してもらい愛されるキャラクターにしていきたい」と期待を寄せている。


