更なる歴史の第一歩に 稚内中学校 新校舎落成記念式開催

式辞を述べる工藤市長

謝辞を述べる森河校長

 稚中校舎落成記念式典が6日、新校舎屋体で開かれ、出席した生徒や関係者ら250人が校舎の完成を祝うとともに更なる発展を誓った。
 参加した全校生徒95人や保護者、教員らを前に、工藤市長は、新校舎は隣接する中央小とスカイウォークで連携され、令和9年の本市初となる義務教育学校の開校を目指していることに触れ「校舎完成を契機に新しい学校づくりに向けた取り組みを更に加速させる」とし、生徒に対して「皆さんがこの新しい校舎で学ぶ最初の生徒。より一層勉学に励み友情を深めて新たな歴史を積み重ねて行ってください」などと式辞を述べた。
 吉田市議会議長、川原市校長会長、稚内市北地区学校運営協議会・稚内市北地区子育て連絡協議会の石井和雄会長が祝辞を述べた。
 小柳海稀前生徒会長が「校舎は変わりましたが私たちの思いを後輩に託し沢山のことを引き継いでくれることを願っています」、山口晃佑生徒会長は「校舎が変わっても稚中生徒しての誇りは決して変わりません。新たな思い出や伝統を紡いで行きたい」などと挨拶したあと、稚中開校70周年記念曲「はじまりの朝」を全員で合唱した。
 最後に、森河校長は「共に新しいものを大切にし、受け継ぐことも前に進むと言う覚悟を胸に秘め、これからも稚内中学校を大切にして行きます」などと謝辞を述べた。