合格者に認定証授与 観光マイスター 中級の大橋、斉藤さんらに

 稚内の歴史や文化などの知識を問う稚内観光マイスター検定試験の認定証授与式が30日市役所であり、合格者18人に認定証が授与された。
 平成19年の開始から今年で19回目の試験には初級181人(うち稚高生113人、大谷高生33人)、中級2人の183人が合格した。授与式に出席した初級16人、中級2人の合格者に認定証書を手渡したマイスター推進委員会副委員長の北浜市建設産業部長は「 これまで2477人の方が認定を受け、ガイドや職場など様々な場面でマイスターで学んだ事を幅広く活用されています。合格された皆さんにも稚内の魅力を語って伝えていって頂きたい」などと挨拶した。
 中級に合格した港小教諭の大橋裕二さん(59)は一昨年、初級に合格しており今回、中級にチャレンジした。「今回、学んだ事を活かし稚内の観光に役立ていきたい。来年は上級にもチャレンジしたい」と話し、もう1人の中級合格者の市民観光ボランティアガイド活動をする斉藤恵子さんは「マイスター1回目で初級に合格し、それ以来の試験で中級合格は嬉しい。得た知識をボランティア活動に活かしていきたい」などと語った。
 初級に合格した大谷高1年生の岡田莉音さん(15)は「マイスターで学んだ知識を、稚内の観光に活かしていければ」と合格を喜んでいた。