年明け1月に木工教室 みやぎ工房 小学生向けに開催

オリジナル木工製品などを作る「みやぎ工房」=萩見2=の宮城崇代表(47)が、年明けの冬休み中に小学生向けの木工教室を計画している。宮城さんは「子ども達に物を作る楽しさを知ってもらいたい」とPRしている。
 南中出身で工芸制作に力を入れる音威子府の美術工芸高を卒業した宮城さんは、30年近く勤務していた市内の就労支援施設を退職後、今年7月1日から工房を構え、道内の事業所からの依頼で木工製品作りで忙しい日々を過ごしている。
 小さい時から物作りが好きで、工房を開業した時から小学生向けの木工教室を開催したいと考えていたという宮城さんは、年明け1月中旬の週末の土・日のいずれかの日で開催し「風〜るで開催している木工教室はいつも定員以上の応募と聞いていましたので、私の工房で少しでも物作りに触れる機会を提供し、子ども達に楽しさを伝えたい」と話していた。
 教室は親子5組ほどで午前10時前後からランチタイム(昼食持参)を挟み午後3時までの約4時間ほどを想定。予め用意した木工の部品を削り、組み立てなどの工程を学ぶ。終了後は「工房内で3時のおやつを食べて、楽しい時間を皆さんで過ごせたら」と準備を進めている。(武田誠司)