台湾旅行会社にセールス 観光協会 冬観光と来季に向けPR

 稚内観光協会と、きた・北海道DMOが12月8日〜11日まで台湾の旅行会社などを訪問する。今冬の冬季観光や来季に向けての観光プロモーション活動で担当者は「稚内の魅力を伝え誘客に繋げたい」としている。
 台湾からの旅行者に関しては今季、8月後半〜10月末まで現地の旅行会社が催行したツアー客600人余りが秋観光などで稚内入りしており、今回はそのお礼も兼ねて稚内を含めた道北ツアーを企画した台湾旅行会社を回り、来季に向けたプロモーション活動も行う。
 冬観光に関しては今年3月上旬に誘致プロモーション事業として台湾の旅行会社が視察で稚内入りした際、宗谷ふれあい公園で雪上車の遊覧ツアーやスノーシューツアー、みどりスポーツパークでカーリングなどアクティビティを体験した。年明け以降の台湾からの誘客に繋げるため旅行会社に冬の体験を売り込んでくる。
 稚内観光協会の担当者は「今年3月に台湾の旅行会社は大沼での雪上車ツアーなど喜んでいた。稚内では2月に雪国ならではな冬イベントがあるので、誘客に繋げられるよう売り込んできたい」としている。