仲間との繋がり大切 着物でランチ 脳卒中経験の大塚さん語る

稚内和服でおもてなし実行委員会(竹内ひとみ代表)による着物でランチ会がこのほどゲストハウス「モシリパ」であり、食事後の交流会で脳卒中を経験した女性が、後遺症と向き合いながら日々の前向きな暮らしなどについて語った。
着物を来て参加した稚内や豊富などからの女性20人余りを前に、声問在住で2年前、市内施設でケアマネジャーとして働いていた時に脳卒中となった大塚真由美さん(64)が3カ月間入院でのリハビリ、介護・医療保険で利用できるサービスの違い、後遺症のリハビリで月1回、豊富のヨガインストラクターの中島まなみさんのヨガを受けていることなどを語った。
勤務中に倒れた当時のことを、大塚さんは「仕事をやろうと思った瞬間、倒れた。意識はあったけど言葉が出てこなかった」などと振り返り、中島さんらとのリハビリ生活で今は外出ができるまで回復し、着物サークルで長く親交がある竹内さんによる着物でジャックにも積極的に参加し「とにかく出掛けること、人に会って話すことを前向きにすると元気になる。予防には仲間との繋がりが大切」と笑顔で語っていた。


