さつま白波で交流 薩摩酒造 書道表彰と新酒祭り


 鹿児島県枕崎市の酒造メーカー「薩摩酒造」(本坊愛一郎会長)と稚内コンカツプロジェクト推進協議会主催の新酒まつり2025児童書道展の表彰式が15日午後、大黒ビルであり、入賞者21人(欠席8人)を表彰した。
 稚内と友好都市関係にある枕崎市との交流事業として、稚内の小学生を対象に1~3年は「いも」、4~6年生は「新酒」を課題字句に募集した結果、85点の応募があり、2年連続し最優秀賞に選ばれた天北小5年生の石垣咲和希さんら入賞者一人ひとりに本坊会長が表彰状を贈った。
 毎年欠かさず来市している本坊会長は「皆さんに会えるのを楽しみにしていました。皆さんの作品はのびのびと書かれていて、これからも上手に書けるよう頑張って下さい」と挨拶し、最優秀賞に輝いた石垣さんは「2年連続での最優秀賞は嬉しいです。来年も頑張りたい」と目を輝かせていた。
 夜には同じ会場で「わっかない新酒まつり2025」が開かれ、出席した関係者100人余りが芋焼酎「さつま白波」の新酒を飲み枕崎産のカツオなどを堪能した。2時間ほどの新酒まつりを楽しんだ本坊会長(70)は「稚内の方々に会うのを楽しみにしていました。今後も稚内と枕崎の特産品を通じて交流を深めていきたい」と話していた。