数量減も浜値高で補う　管内の秋サケ定置網漁

　宗谷海調委は、10月下旬（21〜31日）の秋サケ定置網漁獲状況をまとめた。
　21〜31日までにオホーツク海西部では1万５８３２匹（昨年同期対比44・2％減）、金額1億８４９万円（同7・6％増）、日本北部の水揚げはなし。
　1匹当たりの管内平均単価は６８５３円（昨年３５５２円）。昨年より３３０１円も上回った。
　31日までの累計はオ海81万９８３匹（同25・9％減）、31億２３６２万円（同5・5％増）、日本海北部９９３９匹（同72・7％減）、３１１８万円（同69・3％減）の82万９２２匹（同27・4％減）、31億５４８０万円（同7・4％減）。
　漁協ごとの水揚げ量
　〈オ海〉▽枝幸　1万３９１４匹（同44・4％減）累計46万９８９２匹（同26％減）▽頓別　１１９４匹（同41・3％減）10万５３２７匹（同6・4％減）▽猿払村　６７９匹（同34・5％増）14万５４６０匹（同23・9％減）▽宗谷　45匹（同94・6％減）9万３０４匹（同42・1％減）〈日本海北部〉▽稚内　累計９９３９匹（同72・7％減）。