【大規模停電燃料供給訓練】 きょう全道一斉に実施

道と北海道石油業協同組合連合会合同の災害時燃料供給訓練が22日、道内一斉に行われた。管内では宗谷総合振興局、宗谷地方石油業協同組合、市などが参加し、情報伝達訓練が行われた。
道と石油業協同組合連合会では、平成23年に災害時における石油燃料の供給等に関する協定を締結しており、平成30年に発生した胆振東部地震の発生を教訓に重要施設に優先的に給油できるよう対処している。
22日午前10時、大規模停電が発生し、稚内市エネルギーセンターの重油が枯渇したことを想定し訓練が行われ管内では燃料の供給が不可能であることから市、宗谷地方石油業協同組合などから連絡を受けた振興局(商工労働観光課)職員=写真=が本庁に供給を要請した。
高田商工労働観光課長は「訓練を通じて非常時の連携体制など万全を期したい」と話していた。


