メグマ沼自然公園の木道の補修終える 一部だが早速、旅行者立ち寄る

修繕を終えたメグマ沼自然公園木道を歩く旅行者
破損し今秋から補修作業を行っていたメグマ沼自然公園の木道の一部が開通し早速、旅行者が立寄っている。
木道はメグマ沼周辺を囲むように3ルートあるが、供用開始から40年近く経過したことから老朽化が進み今年5月から立ち入り禁止の措置が取られ、今秋の修繕では空港側から入る延長1200㍍のコースの約450㍍区間の修繕が行われ、15日から修復したルートが開放された。案内看板には利用可能なルートを表示している。
数日前の晴れた日、秋観光で埼玉県から訪れたという年配の夫婦がメグマ沼の自然公園に立ち寄り「稚内市のホームページを見てきました。東京便の飛行機に乗る前の時間にちょうど良かったので立ち寄りました」と木道を歩きながら話し、散策は15分ほどで終えたが「5月〜6月は高山植物が木道近くで見られると聞いたので、また来たい」と言い残しハクチョウがいる大沼に向かった。
メグマ沼自然公園ツアーガイドをしている嶋崎暁啓さんは「メグマ沼湿原は日本最北の高層湿原としても価値があり、稚内が誇る自然資源のひとつ。貴重な花や野鳥も見ることができ、空港から近く立地にも恵まれているので、もっと魅力をPRできればいい」と話していた。
今季は今月末までの利用となる。


