稚内福祉会 3年間の実習終えたインドネシア人の修了式

3年間の実習を終えたエミ、シャリファ、フィダさん(左から)
稚内福祉会は14日、インドネシア人技能実習生3人の修了式を行った。
福祉会で受け入れた一期生のエミ・パトマワティさん(25)、シャリファさん(25)、フィダ・プルナマ・デウィさん(28)の3人は、令和4年11月から特養老人ホーム富士見園で実習を行い、3年間の期間を満了した。エミさんとシャリファさんは、12月から特定技能生として再び富士見園で就労し、フィダさんは家族が待つ故郷に帰る。
職員ら18人が見守る中、実習生の3人に修了証を手渡した梅村俊範理事長は「3年間、最北の街で不安はあったと思いますが、実習を終えることができありがたく思っております」などと労いの言葉を述べた。
エミさんは「3年間ありがとうございました。言葉や文化は違いますが、優しく受け入れてくれたことに感謝しています」、シャリファさんは「初めて日本に来ましたが、皆さんが優しく教えてくれたことで無事に終えることができました」、フィダさんは「日本の考え方や文化を学ぶことができました。学んだことを活かして今後も頑張ります」と3年間を振り返っていた。


