江種さんの熱い指導受ける 稚内柔道連盟で講習会

 柔道の国際大会などで60㌔級日本代表として活躍した江種辰明さん(48)が4、5の両日、みどりスポーツパークで柔道講習会を開き、子どもから大人までの愛好者が柔道に対する姿勢や技などを学んだ。
 稚内柔道連盟主催の講習会として、4日に稚内はじめ豊富、枝幸の愛好者、5日は稚内や浜頓別などから2日間で幼稚園児〜一般まで70人余りが参加し、アジア大会やアジア選手権で優勝し、2005年と07年の世界柔道選手権大会にも出場している江種さんが得意とする背負い投げ、足払、体落としなどの指導を受けた。
 技に入る前の崩し方技の入り方などをわかりやすく説明し、小学生や高校生らと技を掛け合う乱取り稽古なども行われ、2日間を通じて江種さんは努力して強くなることの大切さを伝え「世界で活躍する人材になってほしい」とエールを送っていた。
 連盟の三上雅人理事長は「日本代表経験のある江種先生の指導は非常にわかりやすく、子供も指導者も今後の技の研鑽に参考になり自分の技術や指導力の向上に繋がるものでした」と話していた。