行列できるほど盛況に 北海道フェア 市と東京稚内会 郡さん支援

東京の代々木公園で2日〜5日まで開催された食の祭典「北海道フェアin代々木ザ・北海食道」に出店した東京稚内会(葛西邦治会長)と稚内市との共同ブースは、実演の焼きタコなどコーナーに順番待ちで長蛇の列ができるほど盛況を呈し、稚内の海産物などを首都圏の人たちにPRした。
北海道物産展としては国内最大の屋外型の北海道フェアは4日間開かれ、道内各地から出店された80以上のブースで特産品を求める来場者で込み合っていた。
東京稚内会と市に加え、コバヤシ観光の共同ブースでの焼きコーナーでホタテバター焼き、つぶ煮、焼きタコ、焼き姫ほっけ、宗谷産ホタテ玉冷など20品余りが販売され、最終日までに8割ほどの品が完売した。
4日は雨が降ったものの、期間を通じて天候に恵まれ、東京稚内会の葛西会長ら会員と共に稚内ブースでPRした稚内市の担当者は「天候に恵まれた事もあり昨年より多くの人出でにぎわい、稚内の食をPRできました」と話していた。
東京などを拠点にプロの演奏家として活躍する郡尚恵さんが東京稚内会員として最終日5日、稚内コーナが目立つようにと頭にタコの被り物をしてブースに立ち「稚内ブースは観光客や稚内出身者、合宿で稚内に行った大学生らと多くの方に来ていただき盛況でした。稚内に行ってみたいという声も多く聞かれ、私自身も同郷の方々と時間を共有出来たのは、とても良い経験になりました」と本紙にメッセージを送ってもらった。


