FDA163便1万150人利用 きのう最終便見送る

 6月10日から運航していたFDA(フジドリームエアラインズ)による今年の稚内チャーター便が3日で終わり、稚内市や稚内観光協会など関係者が最終便の小牧行きの乗客46人を見送った。
 稚内間を運航して今年で13年目となるFDAは今季、初夏の稚内観光や利尻・礼文の離島観光に合わせ6月10日~7月31日までと、涼しい秋の観光に合わせ9月25日~10月3日まで小牧や神戸、中部、松本、福島など21空港から194便運行計画で最大1万6296人の利用を見込み、市の集計によると、計画の7割近い163便で1万150人(速報値)が利用した。
 空港エプロンで川野副市長、稚内観光協会の中場会長ら20人余りと、ゆるキャラ「出汁之介」と「りんぞうくん」が乗客を見送ったあと、午後5時過ぎに銀色の機体は小牧に向け離陸した。
 最終便を見送った中場会長は「沢山の利用に感謝しております。来年も多くの便を運航して頂けるよう年内か年明けに要望したい」と話していた。