全道屈指の大会で3位 稚内柔道スポーツ少年団

 9月下旬に新得町で開かれた第16回十勝カップ秋季柔道大会で、団体戦小学生高学年の部に出場した稚内柔道スポーツ少年団が3位に入賞した。
 少年少女の地方大会としては道内一の規模があり、今年は石狩や空知、上川、宗谷、オホーツクなど10地区から過去最多の872人がエントリーした。52チームが出場した高学年団体戦に稚内チームは先鋒小野寺瑛翔君(南小5年)、次鋒松村琉音さん(同6年)、中堅菅原陽斗君(同5年)、副将工藤春馬君(東小6年)、大将大谷柊碧君(南小6年)、補欠の工藤有馬君(東小5年)をメンバーに挑んだ。
 3回戦まで試合を有利に進めて順調に勝ち上がり、準々決勝は今夏の全道クラスの大会で準優勝し全国大会に出場している札幌の強豪チームと対戦し、2勝2敗で並び、大将戦で引き分けるも内容で勝利した。釧路のチームとの対戦となった準決勝は2対3で惜敗した。
 試合を終えて、三上雅人代表は「これまでの団体戦では、ケガでベストメンバーで臨めずにいましたが、今回はベストの状態で戦えた」と振り返り、戦ったメンバーに「取れるところをしっかりと取りきれたことが勝ち上がりに繋がった。緊張の続く試合の連続でしたが、気持ちを切らさずに皆よく頑張りました」と健闘を称えていた。