部門別功績者らも決まる 稚内市 地方自治など多岐に活躍

 稚内市部門別功績者8氏、奨励賞1団体・1氏も決まった。
 〈地方自治〉▽鈴木義市氏(76)=西浜4・会計年度任用職員=は昭和57年から稚内市交通安全指導員として市民の交通安全意識の高揚を図り交通事故防止に貢献。西浜町内会長として地域福祉の発展に尽力している。
 〈社会福祉〉▽石内忠氏(81)=宝来5・会社員=稚内市身体障害福祉協会長として、協会の発展と地域福祉の向上に貢献すると共に、地域行事の実施などで障がいのある方々の社会参加の促進に尽力している▽早﨑容子氏(80)=富岡5・無職=は民生委員・児童委員として20年以上の長きに亘り、住民に寄り添う地域の相談役を担い、要保護世帯の自立更生援助活動に尽力している▽山田トモ子氏(75)=こまどり5・無職=は民生委員・児童委員として20年以上の長きに亘り率先して活動に取り組み、地域住民の福祉向上に貢献している。
 〈産業経済〉▽飯﨑仁一氏(73)=富岡4・会社役員=は稚内市建友会理事・副会長を歴任し、建設労働災害の防止、企業の経営基盤強化や人材育成の支援などに取り組んでいる▽板垣和久氏(70)=上勇知・農業=令和元年から2期4年に亘り、旧稚内農協組合の代表理事組合長として組合の健全運営と基幹産業である農業の発展に寄与してきた。
 〈教育〉▽竹田俊成氏(72)=宝来5・幼稚園理事長=稚内幼稚園園長として、幼児教育・保育の充実を通して子どもたちの健全育成に尽力。幼稚園協会長なども歴任し、幼児教育・保育などの発展に貢献した。
 〈スポーツ〉▽小林陽子氏(78)=中央2・会社役員=は昭和61年までの8年間、稚内水泳少年団指導員として技術力向上に傾注し稚内カーリング協会理事など歴任し、競技人口の拡大に寄与してきた。
 〈文化奨励賞〉▽南中ソーラン保存会「南中ソーラン連」は平成22年の設立以来稚内の郷土芸能の一つ南中ソーランの保存、伝承に取り組むと共に海外での出演など幅広く活躍している。
 〈スポーツ奨励賞〉▽藤原回向氏(74)=港4・僧侶=稚内地方柔道連盟の副会長や会長など歴任し柔道競技の普及促進、中学校の柔道授業などへの外部講師派遣などでスポーツ振興に貢献している。