週末雑感

 学歴詐称とか常習的なセクハラ行為とか、市長として有るまじき行いをするトップがいる。今は何事も瞬時に社会に浸透する世の中にあって隠し事も表沙汰になる。
 伊東市の女性市長の学歴詐称は選挙の立候補にあってはならないことだが、市の幹部職員男性とラブホテルに行っていたという前橋市の市長は「他の所では市政の問題など話すことができずホテルに行った。男女の関係はない」と強弁していたが前橋市民ばかりか誰が信用しようか。
 この十数年の国政含めた選挙はSNSなどで勢いを得た候補が勝利しており、選挙期間中は候補者の人となりを知らず投票してしまい前述したようにとんでもない人が市長などになる。市長や町長は篤実で公平・公正であらねばならず、人の道から外れるような人は不祥事が発覚したなら即刻、辞任すべきである。
 学歴が高いのは噓でも望まれることで数年前にカイロ大学を卒業したとされる小池東京都知事も望んだであろうがウソはいけない。男女間の恋愛も市長だからダメというのでないものの、相手が既婚者でそれも密会場所がラブホというのは責められても致し方なく言い訳するのでなく即刻辞職すべきだ。
 昔から英雄、色を好むと言われてきたが、民主主義の世にあって慎まなければならないのは淫行でありトップとしての自覚と責任を促したい。
 翻って天候同様、稚内は醜聞聞かず穏やかではあるが、人の道に外れるような行いが全く無い訳でもあるまい。覚えのある方は御用心を。