サケ遡上防護柵設置 トベンナイ川とチララウスナイ川

 宝来地区にあるトベンナイ川、大黒・末広地区を流れるチララウスナイ川にサケの遡上を防止する防護柵が設置された。
 毎年9月になるとサケが遡上するようになる2河川では、サケの群れが遡上し、途中で息絶えた死骸の悪臭が問題化する。このため管理する稚内市(土木課)が設置しているもので、市から業務を請け負った土木業者が22日に防護柵を取り付けた。
 トベンナイ川では河口から10㍍ほどの上流に1㍍以上の高さがある柵と防護網が取り付けられ、チララウスナイ川には河口から100㍍ほどの上流2カ所に柵が設置された。
 トベンナイ川などの河口付近は魚の魚影は確認できなかったが、港内に群れが入っている西稚内、恵山泊漁港などではサケ釣りが行われている。