死亡事故多発警報発令受け スピードダウンなどの旗波作戦

 全道交通死亡事故多発警報が発令されたことを受け、宗谷総合振興局、稚内署、市は19日、稚内署前で旗波作戦を行い、悲惨な事故が発生しないよう交通安全を呼び掛けた。
 14〜16日までの3日間で、札幌や千歳などで5人が交通事故で亡くなっていることから道は18日、全道交通死亡事故多発警報を発令し、20日まで各地で啓発活動を行う。
 稚内では3団体から30人が参加し、「スピードダウン」、「全席シートベルト着用」などと書かれた旗を持ちドライバーに安全運転を促していた。
 稚内署の高木交通課長は「事故で亡くなった5人中、歩行者と自転車に乗っている人が犠牲になっている。夕暮れが早くなっているので、ドライバーはスピードダウンや安全確認を徹底し、歩行者などは夜光反射材など活用してほしい」などと話していた。