店内で立ち飲み「角打ち」 相沢食料百貨店で

 相沢食料百貨店で12日〜14日までの夕方、酒と簡単なつまみで立ち飲みするスタイル「角打ち」が行われ、旅行者や市民らが飲酒しながら店で交流した。
 店がセレクトとした酒と店自慢の惣菜を楽しんでもらいたいとして、店内に特設テーブルをを設けて始めた角打ちは、埼玉県出身で中頓別町で地域おこし協力隊として活動し、将来、町でワイン製造を考えている山口隼人さん(38)が店頭に立ち、客の好みを聞いて道内産のワイン、日本酒、クラフトビール等を販売した。
 3日間とも午後4時〜閉店時の7時まで行われ、旅行者や買い物次いでの常連客が立ち寄った。関西から1人旅で稚内に来たという女性は「ローカルなスーパーでこのような企画は面白い」と札幌行きのバス時間までワインを堪能した。
 福間加奈副社長は「店の自慢のお酒を知って頂く機会になったらと思い企画しました。お客さんの反応も良いので機会があれば再び開催したい」と話していた。