岡崎さん 一日署長務める 訓示し旗波作戦に参加

 日本カーリング協会理事でスピードスケート五輪メダリストの岡崎朋美さんが12日、稚内署の一日警察署長として旗波作戦を行い交通安全を呼び掛けた。
 カーリング協会理事を務める岡崎さんは、11日からみどりスポーツパークで開催されている冬季五輪に向けた世界最終予選への出場を賭けた日本代表決定戦観戦のため来稚し、それに合わせ稚内署の要請を受け一日警察署長を務めることになった。
 稚内署で横山署長から委嘱状を交付されたあと、交通安全団体から参加した50人を前に訓示をし、参加者と共に旗波作戦に参加した岡崎さんは、信号待ちで停車したドライバーに笑顔で啓発グッズを手渡し、交通安全を呼び掛けていた。
 啓発終了後、岡崎さんは「制服を着ると身が引き締まる思い。安全運転は自分も守らなければと肝に銘じています」と制服に袖を通した感想を話し、「稚内は6月に交通事故死ゼロ継続日数1000日達成し今も更新している。まちを守るということで互いに譲り合う気持ちを大切にして欲しい」などと交通安全への願いを語っていた。