乾ドックにガリンコ号入渠 港湾施設 冬季運航備え定期検査

 紋別市の砕氷観光船「ガリンコ号ⅢIMERU」(366㌧)が11日、稚内港湾施設乾ドックに入渠した。
 紋別市の第3セクター「オホーツク・ガリンコタワー社」が所有するガリンコ号Ⅲは今冬の運行に備え、稚内で定期検査を受けるため前日の10日夕方、北洋埠頭南岸壁に着岸した。
 ガリンコ号の3代目として2020年1月から就航しているガリンコ号Ⅲは船体が大きいため毎年、稚内港湾施設で運行オフシーズンに検査を受けており、今回は来年1月からの冬季運航に備え、10月末まで点検・整備を行う。
 年代専務は「冬の運航に備え、安全運航できるようチェックし引き渡し出来るようしっかりとメンテナンスしたい」と話していた。