4年連続し金賞に輝く 稚内吹奏楽団 全道吹奏楽コンクール

 8月28日~31日まで札幌で開催された第70回北海道吹奏楽コンクール一般小編成の部に出場した稚内吹奏楽団が、4年連続で金賞に輝いた。飯沼剛団長は「今年も無事に金賞をいただく事が出来ました。練習の成果が出せて良かったです」などと喜びを語った。
 最終日の31日に一般小編成の部があり、札幌、釧路、函館、旭川など全道各地から11団体が出場した中、稚内吹奏楽団は愛する人を想う気持ちや葛藤など表現した「ル・シャン・ドゥ・ラムール・エ・ドゥ・ラ・プリエール(愛と祈りの歌)」という曲を演奏し、審査員からドラマティックで感情豊かな表現と圧倒的なサウンドがあると高い評価を受けた。
 コロナ禍によって2020年の大会が中止され21年は出場を自粛し、19年の金賞含めば今回で5大会連続の金賞に飯沼剛団長(53)は「今年も団員一丸となり、満足行く演奏が出来ました。日頃の練習の賜物であり、11月29日のウインターコンサートにも是非、聴きに来てください」、杉谷賢俊音楽監督は(54)「真骨頂であるサウンドに磨きをかけ、今年は更なる表現力を追求しました。4年連続金賞は大変名誉なことなので率直に喜びたい」などと語っていた。
 他の稚内地区代表団体の成績は▽銀賞 稚高(C編成)、大谷高(B編成)▽銅賞 東中(C編成)、南中(B編成)、潮見が丘中(A編成)。