半導体やIOWN説明 ほっかいどうの未来in稚内

北海道経済部AI・DX推進局次世代半導体戦略室主催の次世代半導体とほっかいどうの未来in稚内が27日文化センターで開かれ最先端の半導体製造などについて学んだ。
半導体が暮らしや未来をどのように変えていくかを知るセミナーには、会場とオンライン合わせ70人が参加しNTT東日本北海道事業部の次世代半導体拠点支援室の高島和博担当部長、北大大学院工学研究院の太田泰彦教授、産業タイムズ社の甕秀樹事業開発部長の3氏が講話した。
道職員が、2027年にラピダス社が半導体の量産を開始することを目指していることから将来的な人材確保に向け理系分野に興味をもってもらう取り組みなど行われているとし、再生可能エネルギー供給拠点の傍にデータセンターを建設するなど再エネ供給とAI活用のエコシステムの構築など産業振興ビジョンを説明した。
NTTの高島担当部長の講話では、AIの普及によって消費電力は右肩上がりで増加する中、大容量で低消費電力の次世代通信基盤のIOWN(アイオン)について説明があり「IOWNの進化によって仮想世界をコンピューター上で再現し、未来予想をすることや省電力化でスマホの充電が1年に一回で済む未来が来るかもしれない」などと話していた。


