夢は気付けば見つかるもの 慶應義塾大学生 東中でキャリア講演会

地域診断の研修で稚内を訪れている慶應義塾大学生が25日、東中でキャリア教育講演会を開き、生徒たちが進路選択などについて考えた。
将来を考える機会として、慶應義塾大学生を講師に迎え、大学生活や学生の経験を聞くことで将来像を具体的にしてもらおうという講演会には、東中3年生49人が参加し、薬学部4年生の石原響さん、ファシリテーターで看護医療学部3年の吉田光翔さんの講話を聞いた。
石原さんの講話では狙ってできることではない出会いには、一つひとつの繋がりが意外なところに結びつくことがあり、目の前の出会いを大切にすることなど人間関係の大切さや、当たり前のことを完璧にこなすことで色々と得をすることがあるなど自身の経験について話し、進路に悩む3年生に対しては「目の前のことに一生懸命取り組むことで、夢は気が付いたら見つかるもの。焦ることなく10代、20代は進みたい道を進んでもいい」などと話していた。


