定期公演向け稽古に熱 劇団稚童 31日文化センター

劇団稚童主催の定期公演「わっぱのたからばこ」は、31日午前11時と午後3時からの2回、文化センターで開かれる。
稚童として初の単独での文化センター公演となり、「ごめんねのうらがえし」、「注文の多い料理店」、「シリアスキラー」の3本の短編演劇を公演。
今回の脚本と演出は高校生らも務めており出演する団員14人に加え、特別ゲストとして現役の稚高2年生で和楽器ユニット「和心ブラザーズ」で活躍する奈良海翔さん、稚高3年生で軽音部に所属する市野佑浬さんが出演する。
20日夜、ゲストの奈良さんらを交え「シリアスキラー」などの稽古が行われ、セリフや演出の確認など公演に向けて取り組んでいた。
ゲスト出演する奈良さんは「三味線でステージに立つことが多いですが、今回はいつもと違う姿を見てもらいたい」、市野さんは「軽音部でボーカルを務めていることで声が掛かりました。初めて見る人にも伝わるよう頑張りたい」などと話していた。
演出など総合的な指揮を取る小谷史奈さんは「劇団も2年目となりみんな慣れてきました。まだまだ至らない所はあるかと思いますが、会場全体が楽しんでもらえるような公演にしたい」と話していた。
チケットは大人1000円(当日1500円)、高校生以下無料。文化センター、フナヤマ大黒店、ノーザンノースで販売している。


