御霊91柱の冥福祈る 消防殉職者・功労者慰霊祭営む

稚内地区消防事務組合の消防殉職者・功労者慰霊祭は14日、稚内霊苑で営まれ、91柱の御霊の冥福を祈った。
参列した遺族、消防関係者90人余りを前に消防管理者の工藤市長が全国各地で大雨などの自然災害が相次いでいること、7月30日にカムチャツカ半島で発生した地震により津波注意報が稚内にも発表されたことなどに触れた上で「市民が安心して暮らせる街作りを基本理念に消防力の強力と充実、予測不能な災害や事故から市民の皆さんの生命や財産を守るために危機管理態勢の構築に全力で取り組む」などと祭文を読み上げた。
黙祷後、中村公博消防事務組合議長、小川文三消防後援会長が慰霊の言葉を述べ、参列者は祭壇に献花して故人の冥福を祈った。


