時の話題 「お尻あおいね」
大人は子どもを慈しむ一方、その存在を「まだまだ」とか言って軽んじるも「どうしてどうして」馬鹿にできない。読売新聞の「こどもの詩」を見て子供達の直観的才能に舌を巻いてしまった。
今月10日に載った横浜の3歳の保育園児の作品は「とうちゃんすいなのおしりがあおいよ だれが ぬったのかなあ」
すいなは、この子の妹であろうか。妹のお尻を見た作者の快琉君が正直に思ったことを書いたものだが、我が身(快琉君)のお尻も青いことを棚の上に置いている。よく人は他人を批判するが、その人と他人はさほど変わるものでないことを筆者は思う。
人類の起源は約700万年前~600万年と言われ誕生以来、一時は男と女が一人ずつしかいないので仲好しであったが、子孫ができると家族間の諍いが起き、一つの家族から離れてしまったカップルが別の家族を作り地球上に広がっていった―と仮定すれば人類というのは共存しながらも対立した歴史を繰り返し兵器を持つことで激化してきた歴史があったことは容易に想像できる。
妹と同じ蒙古斑点(青いお尻)があるのに自分とは違うものと勘違いした快琉君の正直な感想を親御さんが新聞に投稿することを薦めたのであろう。
先祖の霊を現世で迎えるお盆を明日に控え老いぼれた感性が蘇るよう純粋無垢な人間になるよう努めている己が姿を御先祖さまに見せようとする心持ちなのだろうが、これまた唯我独尊の発露なのだろう。
煩悩尽きずといったところだ。

