巡視船さろべつで体験航海 親子ら15組38人参加

 稚内海保の巡視船「さろべつ」(195㌧)の体験航海が27日、稚内港であり、親子連れがクルージングを満喫した。
 昨年12月に解役となった巡視船「もとうら」の後継船として、高知海保から配属された「さろべつ」は、46㍍と小型だが、速力35㌩以上(1㌩・時速1・8㌔)と機動力に優れている。
 今月末まで展開中の海の月間行事として、稚内海保に所属船となって初めての体験航海には3回に分けて親子連れら15組38人が参加。中央埠頭岸壁を出発してから往復2㌔のコースで、市街地の風景を楽しみ、巡視艇「きたかぜ」の放水を見て子ども達が操縦席に座るなど体験した。
 母親と一緒に来た8歳と3歳の兄妹は「とても楽しかった」と夏休みを満喫。江丸和仁次長は「体験公開を通じて海保の役割を知って頂きたい」と話していた。

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