未来へつなぐタスキ 稚内JC 70周年祝い記念式開催

 稚内青年会議所の創立70周年記念式は26日午後、育英館大講堂で開かれ、現役会員やシニア会員ら140人余りが出席し大きな節目を祝うと共に、稚内JCの更なる発展を誓った。
 「樹〜未来へつなぐ襷」をテーマにした記念式には稚内はじめ札幌、旭川、網走、姉妹JCの八重山など15地区からJC会員らが出席。稚内JCの山本紘輝実行委員長・副理事長が開会宣言したあと横田祥史第71代理事長が1955年8月3日全国で73番目、道内で11番目に会員32人で誕生した稚内JCについて「70年に亘り地域を思い、街の未来に希望を託し、尽力された歴代の先輩諸氏の情熱と行動が今の私たちの礎となっている」などと述べ、「皆様と共にこの節目を迎えることが出来た喜びは今後の活動への大きな力となり、次の世代にバトンを繋ぐ原動力になります。次の節目である創立80周年、その先の未来に向けて変わらぬ覚悟と情熱をもって邁進して参ります」と力強く挨拶した。
 来賓の工藤市長、武部衆議、川原田衆議らの祝辞あと、スポンサJCの旭川青年会議所姉妹JCの八重山青年会議所に感謝状と記念品を贈呈。「60周年からの襷」として、70周年まで10年間の歴代理事長の紹介に続き、横田理事長から感謝状を贈呈された稚内シニアクラブの石塚英資会長は「先輩たちから引き継いできたDNAで、現役の皆さんには80年90年、100年と頑張って街づくりをしてほしい」と後輩たちにエールを送っていた。
 夜には北門神社境内で懇親会が催され出席した100人余りの人達が歓談する中、川原田衆議、そして別の催しに参加していた武部衆議も加わり、稚内の将来を担う若者らと語りあった。(写真は八重山JC会員の大盃によるビール一気飲み)