生徒考案ケーキ販売 菓子店で大谷高クッキング愛好会

 大谷高クッキング愛好会が考案し、稚内牛乳など道産食材を使ったシフォンケーキが25日から菓子夢工房くどうで販売されている。
 クッキング愛好会では、地元食材を使った料理を中心にレシピを考案することで、地元特産品の素晴らしさを伝える活動を行っており、これまでにボランティア活動の一環としてシフォンケーキを企業や団体に寄贈してきた。
 今回、広く市民にも味わってもらいたいと、菓子夢工房くどうの店長の工藤武志さんに協力を依頼し、シフォンケーキのレシピを託し期間限定で販売することになった。
 ケーキは1カット250円(税込)で2週間ほど販売する。
 25日、自分たちが考えた商品が初めて店頭に並んだ様子を見た愛好会副部長の岩出柊摩君(2年生)は「すごく嬉しい。稚内牛乳の風味を活かしたケーキを多くの人に味わってもらいたい」と話し、販売を快諾した工藤店長は「初めてのことでレシピを託され作るのは新鮮で楽しい。米粉を使いしっとりと歯切れの良いケーキに仕上がっています」と話していた。