あす創立70周年式典 稚内JC 道内各地から140人出席

 稚内青年会議所は26日午後2時半から育英館大学講堂で創立70周年記念式、午後6時から北門神社境内で懇親会を開催する。横田祥史理事長(38)は「70年の歩みは先輩諸兄姉が積み重ねてこられた努力と情熱の結晶。今後も時代の流れに柔軟に対応し、地域に必要とされる組織であり続ける」などと大きな節目への思いを語った。
 1955年8月3日全国で73番目、道内では11番目に誕生した稚内JCは創立70周年を迎えた今年、横田理事長を中心に会員15人で「まちづくり」「ひとづくり」をテーマに活動。2016年に入会し会員歴10年目となる横田理事長は70年の節目の年に「先輩達が紡いできた歴史、伝統などをしっかり次の世代に繋げていける式典にしたい」と意気込みを語り、10年間の活動に「人の繋がり、出会いが自分を成長させていただいた。本当に感謝したい」と振り返った。
 創立70周年の記念式・懇親会で「樹」という言葉をテーマにした理由について、山本紘輝実行委員長・副理事長(33)は「稚内JC誕生から先輩達が目を蒔き、それが木のように育って、更に成長して樹木のように引き継いでいく節目の記念式にしたい」と語り、小林泰弘専務理事(40)は「今回の式典を契機に、次の80年、更にその先の未来に向け、一歩一歩着実に歩みを進めてきたい」と力強く述べる。
 記念式には札幌、旭川、網走、北見、根室姉妹JCの八重山など15地区から会員、来賓含め140人余りが出席し横田第71代理事長が挨拶などし節目を祝う。
 夜には北門神社境内で懇親会が催され、南中ソーラン連のメンバー10人によるオープニング演舞などがある。会場では稚内産のメープルシロップを使ったパウンドケーキ、ソウルフード「チャーメン」、宗谷黒牛、鹿肉ソーセージなど地元の料理が振る舞われる。

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