一斉放水し、子供達も体験 消防演習とキッズひろば

平成14年6月29日に発生した中央地区大火を教訓にした夏季消防団・消防署合同演習が21日、北防波堤ドーム公園で行われ、参加した消防署員らが有事に備え一斉放水するなどした。
参加した消防署員や分団員合わせて50人余りを前に、消防管理者の工藤市長が「災害に備えて署と分団のチームワークを強化し、有事に備えていきたい」などと挨拶したあと、21日午前10時頃、市内で林野火災が発生したことを想定し、出火場所に見立てた的めがけて署員・団員が一斉放水した。
訓練後、同じ会場でキッズふれあい広場が開かれ、親子連れ300人が訪れ、放水体験や消防車両乗車など体験した。父親と訪れた6歳の男の子は放水体験し「大きくなったら消防車に乗りたい」と目を輝かせていた。


