実習外国人に交通安全教える 稚内署 自転車乗るルールなど

自転車のルールを説明する警察官

宗谷岬駐車場で交通安全宗谷岬駐車場で交通安全啓発する技能実習生

 稚内署は15日、宗谷岬牧場のインドネシア人技能実習生を対象に交通安全教室を開き、実習生は日本の自転車の交通ルールなど確認していた。
 牧場で働くインドネシア人技能実習生、特定技能生11人を対象に開いたもので、宗谷岬駐在所の水野明宏所長が、過去5年間で自転車による交通事故は国内で6000件ほど発生しているとし、自転車に乗る際のルールとして交差点や横断歩道での安全確認、ヘルメットの着用など5つのルールほか、外出時には在留カードを携帯することなども伝えた。
 ハニエル・ビンタンさん(21)は「交通ルールは少ししか分からなかったが今回の教室でよく分かりました」と話していた。
 このあと、実習生と警察官は宗谷岬駐車場で観光客に夜光反射材など啓発グッズを配り交通安全を呼び掛けていた。