地域の安心安全確保 稚内署、気象台、郵便局など覚書に調印

防災・減災に係る覚書に署名した4氏
稚内地方気象台、稚内郵便局、日本郵便北海道支社宗谷地区連合会、稚内署の4者は10日、防災・減災にかかわる地域社会の安心安全を確保するための取り組みに関する覚書に調印した。
4者がそれぞれの立場で情報共有など防災・現在対策を通じて連携し、地域防災力向上のための支援を効果的かつ効率的に行い、安心・安全な社会の実現を目指そうというもの。気象台では自然災害に繋がるような気象情報の発信、稚内署は災害救助や被害状況の集約、郵便局は配達業務で災害発生場所の情報など共有する。
中里稚内地方気象台長、礒谷稚内郵便局長、熊谷潮見郵便局長、横山稚内署長がそれぞれ覚書に署名した。
中里台長は「気象情報の発信や警察などの情報を利用し防災支援できれば」、礒谷局長は「配送業務中の災害情報など共有したい」熊谷局長は「地域の集配などで知り得た情報を共有し、安全に暮らせるよう努めたい」、横山署長は「住民のため連携して防災活動に取り組んでいきたい」とコメントしていた。


