災害備え段ボールベッド作る 稚高で一日防災学校

稚高で30日午後、一日防災学校が開かれ、3年生が避難生活で使用する段ボールベッドの組み立てなどを体験した。
宗谷総合振興局、稚内市、自衛隊旭川地方協力本部稚内地域事務所の協力を得て開催した防災学校は、3年生の普通科、商業科、衛生看護科の140人が参加し、最初に自衛隊から災害派遣や災害による病気や避難生活長期化などでの災害関連死の現状についての講話があった。
地震など災害を想定した訓練では、グループに分かれた生徒たちが、市の防災担当者から説明を受けながら避難所で使用する段ボールベッド、着替えなどでプライバシーを守るルームテントを組み立てた。
普通科の女子生徒は「普段から災害に備えは大事な事であると実感しました」と話していた。


