時の話題 「あすから7月」
半年が過ぎた。まさに光陰矢のごとしで、その速度は高齢者ほど速いようだ。
昨年元日のような大地震(能登半島地震)は無いとはいえサウナ状態の蒸し暑さが始まり、この先、本格的な夏を迎えたら本州以南はどうなるのか。熱中症の救急搬送は増え、台風の季節を迎える盆以降の川や内水面の氾濫に起因したインフラ被害も懸念される。
生活する上での問題は食料品価格の高騰で日本人の主食コメにまで及んだものの、小泉農水大臣の機敏な備蓄米対策により下降傾向にあるが、他の食料品の高騰は収まらない。
値上げする際の隠れたステルス性は巧みで極端な表現をすれば1週間ごとに値段が上がっている。この巧妙さには詐欺師でもなったのかと思わせ企業の狡猾さを窺い知る。
外交面では米国のトランプ関税には手を焼き赤沢経済再生大臣は都合7回、渡米し交渉するも進展見られず自動車関税の25%は実行されそうな雲行きにある。内憂外患である。
礼文町長戦は役場課長だった渋谷秀勝氏(60)が元町議の柏谷裕一氏(58)を大差で敗った。稚内市長選は27年4月であと1年10か月後にある。現職の工藤広市長が立候補すれば風雲急を告げず穏かとは思うも市長とて年に抗えず出馬すれば77歳の高齢となる。取り沙汰される現市議の動きに変化があり横澤輝樹氏(56)が岡本雄輔元議長(59)の自民政友会入りした。もう一人の千葉一幸市議(50)も虎視眈々の姿勢は変わらず、どうなることやら。
市民生活を第一に活動する中で立候補すること願っている。


