ひまわりの絆活動広がる 稚内署 南小1年生が種植える

南小で25日、交通事故で亡くなった男の子が育てていたひまわりの種を植えて交通安全を願う〝ひまわりの絆プロジェクト〟の催しがあり、1年生が悲惨な事故がなくなるよう願っていた。
平成23年、交通事故で亡くなった京都に住む4歳の男の子が育てていたひまわりの種が遺族から警察官に託された。その種を育て開花させることで命の大切さを知り、交通安全を願う〝ひまわりの絆プロジェクト〟の活動は全国へと広まっている。
1年生41人を前に、稚内署の高木交通課長は「受け継いだ種を育てきれいな花を咲かせましょう。横断歩道での左右確認など交通ルールを守って元気に楽しい学校生活を送ってください」などと挨拶したあと、児童たちは8つのプランターにヒマワリの種を植え、交通安全を願うと共に交通ルールの遵守を誓っていた。
柴田葵彩ちゃんは「交通ルールを守ろうと思いました。花が綺麗に咲くようお世話をします」と話していた。


