今月からカヌーツアー SEAS 大沼の自然を満喫

大沼バードハウス指定管理者のSEAS(シーモア運営会社)は6月1日から大沼でカヌーツアー「カナディアンカヌークルージング」を実施する。代表の木村亘さんは「貸し切り状態で時間を過ごすことができる大沼でのカヌーを楽しんでほしい」などと魅力を語った。
大沼バードハウスから車で5分ほど進むと風の影響を受けにくい水域があり、1時間半ほどかけて往復約2・5㌔のコースを楽しむことができる。カヌー体験は一昨年から始め道内外の観光客から「プライベート感が楽しい」と好評を博している。
1週間前には木村代表らの知人で沖縄から里帰りした女性や家族ら5人が体験。鳥のさえずりを聞きながら新緑の景色を満喫した。1年半ぶりに里帰りしたという女性は「稚内で自然を満喫できるカヌー体験ができ嬉しい」と満足していた。
ニセコや千歳川など道内各地でカヌー体験の経験がある木村さんは「大沼周辺にはオジロワシや様々な鳥が生息する自然豊かな場所」と魅力を語り、今季はカヌーとテントサウナとの夏季実証事業も行う。
木村さんは「稚内空港に近いという立地条件を活かし、体験メニューで稚内での滞在時間を延ばし観光客の満足度をアップしていきたい」と話していた。


