人権活動広げる花植栽 大岬小児童 人権擁護委員協、稚内市など

 稚内人権擁護委員協議会、市などは29日、大岬小で人権の花運動を行い、児童たちがマリーゴールドなどプランターに植えた。
 児童たちが花を育てることで、仲間と協力することや命の大切さを学び、思いやりの心を育もうと昭和57年から全国的に人権擁護委員協議会と市長村が協力し行っており稚内では今年、10小学校にマリーゴールドとペチュニア各20株と培養土2袋が寄贈された。
 花の贈呈式が行われた大岬小では5、6年生18人など関係者を前に、太田市生活福祉部長が「仲間と協力し思いやりの心を育んでほしい」、山田律子旭川地方法務局稚内支局長が「元気に花を育て命の素晴らしさを感じてください」、稚内人権擁護委員協議会の江川善次会長が「仲間、命を大切にすることを学んで花を育てて欲しい」などと挨拶した。
 このあと、児童たちはプランターに土を入れ、丁寧にマリーゴールドなど植えていた。
 岩本夢永児童会長は「今年も綺麗な花をありがとうございます。綺麗に咲くように世話をして行きたい」と感謝の言葉を述べていた。