百花繚乱の季節近づく 北方植物園や花壇で花見頃に

中央公園のチューリップ

北方植物園で咲くサクラソウ
気温が上がるにつれ市内の花壇や原野などで様々な花が咲き、清々しい花の季節を迎えている。
百年記念塔周辺にある稚内市北方植物園の高山植物が咲き、稚内山野草同好会が10年以上前に約1万平方㍍の土地に整備した10カ所以上の花壇には100種余りの高山植物が植えられている。
未だ花の数は少ないものの、1週間ほど前からヒマラヤが産地の春に高原で咲くサクラソウが咲いた。6月に入れば礼文島などの花も咲き、晴れた日に花壇整備をしているノース工房のスタッフは「花の数も少しずつ、増えて来ましたので公園に散歩した時には是非立ち寄り下さい」とPRしている。
毎年訪れるという60代女性は「身近に高山植物が見られる素敵な場所です」と話していた。
ほかに稚内市シルバー人材センターが維持管理する中央公園の花壇に植えられているチューリップが満開になり気温が20度を超えた先週末から咲き、赤や黄色など色鮮やかに咲き誇っている。シルバー会員は「シカの食害に遭わず咲いてよかった」と安堵していた。


